今回紹介する本は、『「手紙屋」蛍雪篇~私の受験勉強を変えた十通の手紙~』です。
(著者:喜多川 泰 出版年:2007年 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン )
私がこの本を初めて読んだのは、中学生の時です。
ここ1年で韓国語の勉強を始めたので、ふと思い出して改めて読んでみました。
「勉強したい!」という気持ちになる一冊です。
おすすめできる人
・「何のために勉強しているんだろう?」と悩んでいる人
・勉強した方がいいと思っているけどやる気が出ない人
あらすじ
主人公の和花は、進路について悩む高校2年生です。
勉強へのやる気が出ない和花は、手紙屋という謎の人物と10通の手紙のやり取りをします。
そのやり取りを通じて、和花は自分が勉強する目的を考えながら大きく成長していきます。
印象に残った点【3選】
「勉強」についての悩みは、多くの人が共感できるものになっています。
受験期の学生だけでなく、将来への漠然とした不安を持つ大人にも響く本でした。
この本を読んで、印象に残ったことを3つ紹介します。
自分の人生を左右する成功法則
家に帰ってから最初に座る場所で、自分の人生が決まる
引用:「手紙屋」蛍雪篇~私の受験勉強を変えた十通の手紙~
私が初めてこの本を読んだのは中学生だったので、ちょうど受験期でした。
当時、学校から帰ったら、まず自分の勉強机に向かっていたことを思い出しました。
それが習慣化できると、確かに自分が勉強モードに入っていたように思います。
今は当時と違い、働きながら勉強しています。
現在、仕事から家に帰ってきても真っ先にソファに座ることが少ないです。
心のどこかで意識していたのかもしれません。改めてこの言葉の大切さを感じることができました。
成功するためには行動することが大切
成功するために必要なものは、方法ではなく行動である
引用:「手紙屋」蛍雪篇~私の受験勉強を変えた十通の手紙~
私は、この言葉を見て過去の自分を思い出しました。
将来のお金に対する不安が募って、お金に関するYouTubeを見ているだけの時がありました。
当たり前ですが、YouTubeを見ているだけでは実際にお金は増えませんでした。
しかし、固定費を見直す等、行動することにしました。
それにより、将来のお金に対する不安感が以前よりは少なくなりました。
行動しないと何も変わらないんだなと実感しました。
やるべきことが少ないと不安を感じる!?
ゆとりを持って生きている人の多くが「超多忙の人」です。
反対に「そうでもない人」に限って、不安を抱えながら生きています。
引用:「手紙屋」蛍雪篇~私の受験勉強を変えた十通の手紙~
これは、私が社会人になったからこそ響いた言葉だと思います。
社会に出て働き出すと、毎日会社と家の往復を繰り返し、それだけで疲れてしまいます。
そして、家にいる時はダラダラしていました。
韓国語の勉強を始めるまで、自分は忙しいと思っていても、何も考えずスマホを見ている時間が多かったです。
やることが増えましたが、以前より充実しています。
私は「超多忙」ではないですが、これからも自分がやりたいことを見つけていきたいと思います。
まとめ
『「手紙屋」蛍雪篇~私の受験勉強を変えた十通の手紙~』は、
勉強をした方がいいと思っているけどやる気が出ない人に特におすすめです。
ぜひ読んでみてください!